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2013年10月12日 (土)

ブラジルの旅2013報告(2) なくしたカメラが

Dsc_0017 ブラジルで物をどこかに置き忘れたら、絶対に返ってこない。だから自分の物は肌身離すな―。

 初めてブラジルに行った時、多くの人から強く言われたブラジルの「常識」です。

 でも、ブラジル、捨てたもんじゃない。

 夕方。
 ポケットに入れていたデジカメがないことに気づいた。サンパウロのセントロ(中心街)を散策し、サンバ楽器店で楽器を購入、タクシーでホテルに到着した時のことでした。かばんの中にもない。部屋のどこにもない。盗られた?落とした?

 カメラを最後に手にしたのはいつか、記憶をたどると、おそらく楽器店かタクシーの中で落とした可能性が高い。

 翌日。
 この日は午後1時発のバスでリオデジャネイロに向かう予定なのに、カメラをなくしたままリオに行くのは辛い。朝、楽器店に電話してカメラをなくしたことを伝え、楽器店に向かった。

 午前10時に着くと、店員のホジェリオさんが「この店は、忘れ物は大切に預かって絶対に客に返す。でも全店員に聞いて探したけど見つからなかった」。
 昨日のタクシーの運転手は、楽器店近くのタクシー乗り場を拠点にしているので、ホジェリオさんとは顔なじみ。でも名前も連絡先も知らないとのこと。その乗り場に行ってみてると、彼の姿はなかった。
 ホジェリオさんは、近くにいたタクシー仲間たちに、こんな顔の人だけどわからないかと尋ねてくれた。一人が「たぶんこの人では」という運転手の名前と連絡先を教えてくれた。

 11時50分ごろ、ホジェリオさんの何度目かの電話で運転手と連絡が取れた。すると電話を手にしたホジェリオさんが「カメラあるって!運転手が今すぐこっちに向かってくれるって!」
 12時半。運転手さんが到着。「別のお客さんが車内に落ちてるのを見つけてくれたんだよ」と手渡してくれた。そしてそのまま彼のタクシーでバスターミナルへ直行。無事にカメラを手にリオに向かうことができました。カメラはリオで大活躍しました。

 翌々日に再会したホジェリオさんは「旅の思い出が詰まっているから、見つかってよかった」。 カメラが見つかったことをみんなが一緒に喜んでくれた。感激して、うるっとしてしまいました。

 ブラジルは治安が悪いのは確かだけど、本当にみんな親切で、人助けに熱心。僕はこれまでブラジルで、ピンチになったときに誰かが救世主のように現れて助けてくれる、という経験を何度かしました。実は今回、ブラジルの常識とは反するけど「カメラは見つかるような気がする」となぜか思ってました。

ブラジル、捨てたもんじゃない。

※ブラジルでは、貴重品は肌身離さず持ちましょう。(説得力なし)

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