« 2014年末~年始ブラジルの旅(3) 年越しイベントは生存競争 | トップページ | 国際交流ポットラックパーティー(安芸高田市甲田町) »

2015年2月16日 (月)

2014年末~年始ブラジルの旅(4) ハズレなし サンバライブ

 サンバライブをやっている店を求めて、夜な夜なブラジルの街を歩く人生、はや10数年。どの店も年々、レベルが上がっているのを実感します。
 弦楽器、打楽器はもちろん、特に歌唱力。無名ミュージシャンであっても、本当にハズレがなくなりました。
 今回訪ねた中でも、特に鉄板の店を紹介します。

■7晩目(最終夜) リオ・Lapa  Carioca da Gema(カリオカ・ダ・ジェーマ)

67dscf2980 リオのサンバどころ、LAPAといえばこの店です。テレーザ・クリスチーナ(Teresa Cristina)やアナ・コスタ(Ana Costa)が本拠地にしています。ミュージシャンのレベルの高さはもちろんですが、この店は音響が最高です。ドラムやベースの入らない伝統的な編成が中心で、7弦ギター、カバキーニョ、フルート、パンデイロやスルドなどの打楽器、そしてボーカルと、どれも音の粒ひとつひとつがきちんと聞こえ、バランスがよく、ほどよい音圧です。多様な楽器、多様な音が織りなすサンバの音楽的な豊かさ、魅力をしっかり楽しめます
 難点は、週末は席がほとんどないこと。満員のフロアに立ちっぱなしになる覚悟が必要です。

 帰国直前(出発は午前3時)の金曜の夜。この店の新年初ライブは、なんと一番人気のテレーザ・クリスチーナ。ラッキーでした。
 開店まもない8時ごろに入場すると、店内はがらがら。座って食事できました(ただしライブが見えない場所)。チャージは金曜価格で通常の約1.5倍、40レアル(約1800円)。ここはピザ店も併設されていて(イタリア移民の多いブラジルは、ピザの国でもあります)、まずゆっくり食事をしました。

 9時半からの前座ライブは、地元のボーカル、ガブリエウ・テイシェイラ(Gabriel Teixeira)。前座ながらハイレベル。いいライブでした。フンド・ジ・キンタウをはじめ、おなじみのサンバ・パゴージの曲を、正統派編成で次々披露。

 そして、メインのテレーザ・クリスチーナのライブは11時すぎから。時間が遅くなるごとに人が増え、テレーザのライブの開始前には、フロアは身動きがとれないほどの人でした。
 ライブはザ・正統派。バックのグルーポ・セメンチ(Grupo Semente)の演奏もお見事。ライブは3時ごろまで続きますが、12時すぎまで満喫して、帰国の途へ。最高の旅のしめくくりでした。

■3晩目 サンパウロ ó do Borogodó(オー・ド・ボロゴドー)

 サンパウロの夜のにぎわいを代表する、少し郊外のVila Madarena(ヴィラ・マダレーナ)地区。ここの人気店です。
 
 
 この店は8年ぶりでした。過去に、ひどく下手なライブに遭遇したことがあります。が、いつの間にかサンバ・ショーロといえばこの店、と言われるほどの人気店に成長を遂げました。
 チャージ25レアル(約1100円)。かつては席があったのですが、客が増えたためか席はほとんどなく、ほぼスタンディング状態。月曜の夜なのに、コンクリートの打ちっぱなしの店内は超満員です。ペアで踊って楽しんでいる客もたくさんいました。
 この日のライブは、地元女性ボーカルのアドリアーナ・モレイラ(Adriana Moreira)。美しい声でサンバの名曲を歌い上げていました。パンデイロは10代にも見える、若い女性でした。



 ブラジルでは、どの店に行っても、ライブにはものすごい人が集まっています。そんなに安価なわけでもなく、所得水準は日本よりまだまだ低いはずなのに。まちのあちこちから常に音楽が聞こえてくる、豊かな音楽文化の一端を実感しています。

|

« 2014年末~年始ブラジルの旅(3) 年越しイベントは生存競争 | トップページ | 国際交流ポットラックパーティー(安芸高田市甲田町) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/163239/61137684

この記事へのトラックバック一覧です: 2014年末~年始ブラジルの旅(4) ハズレなし サンバライブ:

« 2014年末~年始ブラジルの旅(3) 年越しイベントは生存競争 | トップページ | 国際交流ポットラックパーティー(安芸高田市甲田町) »